3月21日をもちまして、西興部村・宮の森スキー場を終業しました。
今シーズンも、たくさんのスキーヤー&スノーボーダーの利用がありました!
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終業間際のある日、
人力手作業で息を切らしてゲレンデ全体を圧雪整備していると、誰かがスキーをはずして近づいて来ました。冬雨の中、スコップを抱えて現れたその人は、途方のない永遠に続く作業に見えたのか、「ヒドイ天気っすね、オレもやりますよ」と、言ってきた。聞き覚えのある声主は西興部村出身の青年でした。
救命士になるための学校に通っていて、今は帰郷しているという彼。足の腱を負傷したようで、リハビリとしてスキーで回復状態をみる予定が、管理人とスコップで整地をすることに…
彼の精神は、もう既に救命士でした。これから人と町を救っていく姿を想像すると頼もしいです。
無償の助太刀をうけた 忘れられない良い日となりました。

思いがけないかたちで、未来へのつながりと希望がもてる場所でもありました。

関係者さん利用者の皆さん、村のお子さん達、ご利用ありがとうございました。

スキー場で村と人をつなげる活動も含めて、携わることができて本当によかったです。